「やりたいこと」と「やるべきこと」のバランスはどう取ればいいの?

「やりたいこと」を実現したいからこの仕事を選びました。
しかし、やりたいことばかりができないのが仕事ですよね。
時には「やるべきこと」を組織上、強いられる場面だって大いにあります。
そんなときに「やりたいこと」と「やるべきこと」のバランスをどうやって取ればいいんだろう?
と思いませんか?
実はこれ、ちょっと不思議な前提が隠されているんです。
目次
「組織のやるべきこと」をやらないと「あなたのやりたいこと」はできない?
やりたいこと・やるべきことって、実は4つに分解できます。
- 「組織の」やりたいこと
- 「組織の」やるべきこと
- 「あなたの」やりたいこと
- 「あなたの」やるべきこと
こんな風に分けられます。
この記事を見ているあなたは恐らく、「あなたのやりたいこと」と「組織のやるべきこと」のバランスを見ているのではないでしょうか?
また、もしかして「組織のやるべきこと」をやらないと「あなたのやりたいこと」はできないと、思っていませんか?
あーそうです、私。という方は、もう少し深堀りしてみましょう。
「組織」と「あなた」を分けた瞬間“バランス”の話が出てくる
- 結局、上から指示が振ってくるから
- 今、会社はこの方向性にいるから
自分のやりたいことは後回しにしよう。こんな結論になりがちと思います。
これって、実は前提が隠されているんです。
「結局、上の指示は覆らない」と思っていませんか?
実際に貴社の過去の歴史の中で、覆った事例がなかったかもしれませんが、覆る可能性は常に0ではありません。
覆らなかったとしても「自分の方向性と、会社の方向性をつないでみよう」という意志があれば、何かしらの意見を通して、直接敵に影響を与えることは可能です。
「組織」と「あなた」は互いに影響し合っている
このように、あなたは組織に影響を及ぼすことができます。
というよりは、今も影響を与えあっています。
新入社員のあなたでも、部下でいるということは、上司がいますよね?
あなたという部下がいないと、上司は上司になれないのです。部下がいないと上司はいませんからね。
こうした役割の関係性をつくっているわけですし、コミュニケーションにおいて様々な影響をもたらしています。
そう考えると、もし「自分のやりたいことは、絶対にこの組織にいい影響を与える」と客観的なメリット・デメリットを鑑みた上で思っているのなら、それを提案すればいいだけの話です。
それを実行していけば「自分のやりたいこと」と「組織のやるべきこと」はマッチしていきます。
・・というのは理想論だけど!
正直、それが難しいですよね。
だから現実的にステップを踏んでいくなら、こんなステップがいいと思います。
- 「やりたいことをやった割合」と、「やるべきことをやった」割合を毎日出す
- 「自分自身がやりたいこと」が一体なんなのか書き出してみる
- 今の組織の中で「できそうなこと」「難しそうなこと」を書き出してみる
このようにやっていくことで、ずっと「組織のやるべきこと」をこなしていたのであれば、自分のやりたかったことに意識を向けることで、自分が本当にしたいことを考えられます。
その上で、組織に伝えるべきこと・自分で行いたいことなどを分けていきながら、段々と組織と自分自身の融合をしていくことで、毎日がより楽しくなっていきますよ。
まずは自分の主観で(やりたいことって主観ですからね笑)割合を出してみましょう。
そこから、内容に入っていく流れがよいと思いますよ。
ぜひ、試してみてくださいね。
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