なぜ成長するためには“自己質問力”が必要なのか?

なぜ成長するためには“自己質問力”が必要なのか?

こんにちは、西勝です。今日は「なぜ成長するためには“自己質問力”が必要なのか?」というテーマでお話をします。

そもそもこの問いには、ある一つの決めつけがありますよね。

それは「成長するためには、自己質問力が必要である」という決めつけです。

本当にそうなんでしょうか?懐疑的に思う方もいるでしょう。

なので、この決めつけを分解しながら話を進めようかと思います。

「成長」とは「意味の変革」が起きること

まず、あなたにとって成長とはなんでしょうか?

「考えたこともない!」という方、嘘をおっしゃい。何も考えずに成長を実感できることはありません。

なぜならば「成長した・成長していない」の基準があなたの中にないと、成長実感を判断できないからです。

なので、もし「よくわからない」と思っているのであれば、それは知っているけど気付いていないだけです。

そのような状態であれば、ぜひ言語化することをおすすめします。

ここでは、成長の客観的な定義を設定しようと試みています。

様々な方が、様々な角度から成長についてお話をされています。

一例を見ていきましょう。

「指揮者に勧められて、客席から演奏を聴いたクラリネット奏者がいる。そのとき彼は、初めて音楽を聴いた。
その後は上手に吹くことを超えて、音楽を創造するようになった。
これが成長である。
仕事のやり方を変えたのではない。意味を加えたのだった

ーピーター・ドラッカー(ドラッガー名言集より)

よくある成長の定義は「結果と過程」「スキルとマインド」「技術的成長と精神的成長」といった「目に見えやすい成長と目に見えにくい成長」の2つが存在していると言われています。

しかし、これらはすべて「自分の中の意味が書き換わった事」によって行われています。

わかりやすい例が、先述の例です。

これは奏者ではなく、客席の立場から音楽を受け取ることによって「音楽」における意味が変わったことにより、クラリネット奏者の音楽が大きく変化したという例です。

これだけ見ると、精神的な成長に見えるかもしれませんが、「音楽を創造するようになった」という技術的な面もつながっています。

ですから技術・スキルの変化もよく見てみると、意味の変革が起きています。

  • 半年前にも降りてきた同じタスクを、今回は以前よりも半分の時間で終わった(私は仕事のスピードが早くなった)
  • 2年前は10件商談をして2件決まっていたが、今年は10件商談して4件決まっている(私の商談力が上がった)

()の太字のところが「意味の変革」です。

「意味の変革」があって成長を実感していることがおわかりでしょうか?

なぜ、「意味の変革」が成長につながるのか?

別の角度から話をしますと、脳のクセとして、人は、意味付けをした後に選択・行動をします。

例えば、あなたの目の前に珈琲があるとします。

あなたが珈琲が好きなら、珈琲を飲みますよね。

でも珈琲が嫌いなら、珈琲は飲まないです。

この「好き・嫌い」という意味付けがないと、「飲む・飲まない」という選択・行動も起こせないです。

では、この意味付けがどう成長につながっているのでしょうか?

珈琲の例を、もうちょっと引き伸ばして考えてみましょう。

珈琲が嫌いだったあなたが、とあるCMを見て「珈琲は健康に良い。最近の珈琲は飲みやすくなっている」という情報を聞いたとします。

するとあなたは思いました。

「まぁ苦いから嫌いなんだけど、健康に良いっていうし、飲みやすそうになっているみたいだし、試しに飲んでみるか」と、珈琲への意味を変えて、飲む行動を起こしました。

すると、意外に美味しかったので、珈琲への意味付けは「嫌い」から、「まぁまぁ好き」に変化しました。

このように「自分自身が無理・ダメ」と思っている意味付けを変化させれば、行動範囲・関係性も広がります。

例えば「珈琲を飲まない」しかない選択が「珈琲を飲んでもいいし飲まなくてもいい」という行動選択肢の範囲が広がっていますよね。

長くなりましたが、これを仕事に応用して考えれば、すぐに分かります。

あなたの中に「これは無理・ダメ」と意味づけしているモノを「ちょっとはイケるかもしれない」という意味付けに変えることが成長なんです。

ですから、意味の変革が成長に繋がります。

成長=意味の変革を起こすには「質問」が必須

では、成長=意味の変革を起こすために、なぜ質問が必要なんでしょうか?

それは「もしかしたら●●じゃないのかもしれない・・」という自己内質問が出来る事が、意味の変革を起こす第一歩だからです。

例えばアップルのスティーブ・ジョブズがスマートフォンを発明したときも、

「もしかしたら携帯電話はボタンがいらなくても使えるのかもしれない」という質問を投げかけているはずです。

そうでないと、答えであるスマートフォンを制作できませんからね。

ですから、「成長の裏には、意味を変える質問あり」なんです。

例えば日々の仕事の中で、こんな質問を自分にしてみてはいかがでしょうか?

  • もしかしたら自分は、うまくいっているのかもしれない
  • もしかしたら自分は、うまくいっていないのかもしれない
  • もしかしたら部下の言うことは、イメージしていたのと違っていたのかもしれない
  • もしかしたら自分の言うことは、部下に伝わっていなかったのかもしれない
  • もしかしたら上司の話を聞けていなかったのかもしれない
  • もしかしたら部下の悪いところばかりに目がいっていたのかもしれない
  • もしかしたら上司の悪いところばかりに目がいっていたのかもしれない

自分に質問を投げかけるのは、ハードモード

しかし、自分自身に「もしかしたら〜」という質問を投げかけることは相当ハードモードです。

それは、なぜでしょうか?

答えは簡単で「自分の当たり前」に自分自身が最も気づかないからです。

だから、ペアやチームが必要です。

互いに成長しあい、互いに意味の変革を起こしていくという共通のビジョン・土台を持てれば、質問もしやすくなります。

社内のチームの中でも、ぜひこの内容を共有し、お互いに質問しあってみてください。

まとめ

今回は「なぜ成長するためには、自己質問力が必要なのか?」というテーマでお話しました。

結論は「成長とは意味の変革であり、そのためには“もしかしたら〜”という質問をする必要があるから」です。

また、自分で自分に質問するのは、当然の価値観があるため難しく、チームが必要です。

ぜひトライしてみてくださいね。

最後になりますが、それでも意味の変革を起こせない部分もあります。

その原因は、関係性の深さや信頼感が互いに足りない事や、客観的に相手を理解するトレーニングをしていないからです。

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