「思うように動けない」あなたの理由10選

「思うように動けない」というお悩みも、深く分解してみると、全然違う理由があったりします。
今回は、1,000名以上の話を伺った中で、特に多い「思うように動けない理由」を、10個選抜しました。
あなたの「思うように動けない」理由が分かって、何かの解決策の一歩になれたら嬉しいです。
目次
1.恥を恐れて思うように動けない
恥を恐れているということは、自分の中で「きっと●●になるんじゃないか?」という不安と戦っている証拠です。
だけど、今までのトラウマだったり、成功体験を積んだことが少ないがゆえに、恐れの方が優先している状態。
そんなあなたは、恥を恐れている自分自身を知ってあげることです。
いつの間にか「恥を恐れていることを解消しなきゃ!」と焦っていませんか?
そうやって考えれば考えるほど、恥を恐れている自分に蓋をしようとします。
そうすると、より恥を恐れている感情が溜まっていきますから、、あとは分かりますよね。
だから、「へぇ〜恐れているんだなぁ」というくらいで、思っておけばOKですよ。
2.諦めるのが早くて思うように動けない
諦めるのが早いと思っている方は、実は、自分がやりたくないいことをやっているかもしれません。
さらに言えば、実はすでに自分の中に諦めずにやっていることがあります。
自分の中では「当たり前だ」と思っているけれど、周りから見ると「それずっと続けているってすごくない!?」と思われるものです。
誰でも、そういった自分自身がやり続けていることがありますから、早くそれを思い出す方が早いですよ!
3.周りに流されて思うように動けない
周りに流されて思うように動けないという方は「自分は何が嫌いか?」を考えることをオススメします。
相手の「◯」が気になっているので、自分の意見や思ったことも出てこないし、言えない状態だと思います。
人間は誰しも好き嫌いを持っています。
周りに流される方は、特に否定的な感情を隠している傾向にありますので、いつの間にか自分の感情が麻痺していきます。
人間ですから、好き嫌いがあるのは当然です。
ただ、自分の好き嫌いを、相手に求めちゃうから疲れちゃいます。
なので「自分はこれが嫌いだなー」って自分の嫌いを知ってあげてくださいね。
そうすると、逆に自分の好きが見えてきてますよ。
4.自分に自信がなくて思うように動けない
これは「自分に自信がないということに対して、自信があるから」思うように動けない方です。
「そんなに自分に自信がないということに自信があるのか!あっはっはー」と笑えるくらいになればいいのですが、中々そうはいかないものですよね。
私は考えや感情を整理するプロですが、別のアプローチから話させてください。
自信がなくてたまならなくて、かつあなたが男性であれば、ランニングや筋トレもオススメです。
身体を動かすことによって、筋肉がついたり、自身の身体がシェイプアップする姿は、わかりやすく自分自身が変化している実感を湧かすことができます。
「身体が変わっているということは、メンタルも変化しているよね」という風に自分の自信を向上させていくために、まずは筋トレやランニングから始めるのも1つですよ。
ちなみに女性の方でも、運動はオススメです。あとはしっかりと「自分の欲求は叶うんだ」「私は愛されているんだ」ということを知ることです。
詳しくはこちらを見てみてください。
5.本音が言えなくて思うように動けない
「本音が言えない」という方は「本当のことを言ったら否定的な返事が返ってくる怖さ」が勝っている状態ですね。
そんなあなたに質問です。例えば、こんなやり取りをどう見ますか?
- 部下(あなた):この資料なんですが、私としてはやる必要がないと思うんです。
- 上司:え、なんでそう思うの?
何気ない会話ですが、上司の「え?なんでそう思うの?」に対して、「あーまた否定された」という風に思っていませんか?
否定されたかもしれないし、そうじゃないかもしれません。答えは上司のみ知ってます。
勘違いしやすいのですが、どれだけ頑張っても相手の肯定・否定を完全にコントロールすることは不可能なんです。
だって、私とあなたは違うから。
「違うんだ」「分かり合えないんだ」ということが分かるから、「じゃあどんな違いがあるんだろう?」と知るために、本音を交換していくのです。
「親に本音を言えない」あなたへ。言葉にはしないけど、親があなたに本当は質問したいこと3選
6.深い関係を築けなくて思うように動けない
これも、また質問を1つさせてくださいね。
あなたの思う「深い関係」とはなんでしょうか?
あなたにとっての「深い関係」と、相手にとっての「深い関係」ってイメージがバラバラです。
ですから、例えばあなたが「深い関係が築けない」と思っていても、「相手からはすごく深い関係が築けている」と思われているかもしれません。
なので、「深い関係を築けないから、思うように動けない」というのは、勘違いなことが多いはずです。
「もしかしたら築けているかもしれない?」と思って、動いてみたらいかがでしょうか?
7.仲間意識が薄くて思うように動けない
「仲間意識が薄い」というのは、ご自身も薄々勘付いていると思いますが、人を信じられていないという事です。
下記の記事にも書いていますが、実は自分自身が「人を離れさせている」原因をつくっていることがあります。
- どうせ自分なんて相手にされないよ
- どうせ自分なんて裏切られるんだよ
そう無意識で思っていると、本当に離れていくんです。
相手にとっては、別にあなたから離れているわけでもないのに、「離れていきそう」「また離れていった」と結論づけていませんか?
そんな風に相手を信じきれないならば、「相手を信じきれない自分を信じている」ということに気付いてあげてください。
そう考えると、たまには相手を信じられる自分を信じてみてもいいのでは?
8.自分の意見を持てなくて思うように動けない
「自分の意見を持てない」という方は「自分が✕で相手の方が◯」という考えがいつもループしています。
自分がダメだから、相手の意見の方が正しい。
毎日そう思っていたら、「自分の意見なんて持つ必要がないよね?」って思うようになるのは当然です。
なので、今までは、仕方ないんです。
でも、相手の意見の方がいつも優秀で、いつもあなたよりもすごいなんてことは、早々ありません。
またこれも裏を返しちゃいますが、「自分が✕で相手の方が◯」という考えに対しては、ずっと自分で◯を付けていますね。
つまり「自分が✕」という自分が当たり前すぎて生きてるんです。
そんなあなたに、1つ質問させてください。
「あなたの意見が通った経験を3つ教えて下さい」
どの年齢の時でも構いませんから、考えてみてくださいね。
1つでもあったのなら、もう大丈夫です。
自分の意見を持てなかったわけではなく、「自分が✕で相手が◯」という関係性を築きたかっただけだった。
という結論ですからね。
“自分の考え”に自信がない人の、3つの事例とたった1つの理由
9.必要とされていない気がして思うように動けない
「必要とされていない気がする」という方は、「必要とされるはずのなのに」というのが裏の想いとしてあります。
更に言えば「◯◯という形で必要にされないと自分じゃない」という細かいイメージもあるかもしれません。
そのイメージに、実際が沿わない場合に「私は必要とされていないんじゃないか?」と思いがちです。
そんなあなたに1つ質問です。
「感謝されたことや、褒められたことを教えて下さい」
自分自身の話で恐縮ですが、私自身は売上などの目に見える結果が達成されていないと「必要とされていない」と思い込んでいました。
でも周りを見渡すと「旦那として居てくれること」「今の会社を一緒につくっていること」「ただ話をしてくれること・聞いてくれること」「この記事をつくってくれたこと」などなど、たくさんの事や存在自体に感謝されています。
自分の見えていないところで、めっちゃ必要とされているんですよね(笑)
あなたもきっとそうです。あなたの心が向いていないところで実はとても必要とされていますよ。
「誰からも必要とされてない」と思ったら見てほしい、3つのこと。
10.話すことが苦手で思うように動けない
話すことが苦手という方は、話をした時の反応がマイナスイメージが先行しまうから、苦手意識があります。
苦手意識を変えようとしているわけですから、身振り手振りを変えてみるという行動も大事な1つだと思います。
毎日の姿勢を意識してみる。寝る前にストレッチしてから寝るなどして、緊張感を解く努力もいいでしょう。
メンタルのプロからのおすすめとしては、早々すぐに変化することは難しいので、「誰かに話す瞬間に、自分が何を感じるのか」を自分で見てあげることがオススメです。
その瞬間が難しいならば、家に帰ってから思い出して振り返って反芻するのもいいでしょう。
そうしていくことで、自分の緊張感や恐怖の感情に慣れていくことも1つの対処法です。
よかったら試してみてくださいね。
まとめ
10個をご紹介させていただきました。
すべての項目において言えることは、「動きたいけど動けない」という葛藤の中にいるということです。
つまり、このお悩みを持っている時点で、あなたはすでに前向きに事に取り組んでいるんですよね。
原因ばかりに目を向けると「あぁ、だから自分はダメなんだ」という風に自己否定に入りやすいですが、そんな事ありません。
「自分はちゃんと前向きに頑張れているんだなぁ」そのことを忘れずに、理由を探して更に動けるようになっていきましょう!
あなたならできますから、大丈夫!少し不安になって後押しが欲しいというときは、連絡してくださいね。
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