自分に甘い人なんていない3つの証明。
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自分が甘くて情けないと思っちゃうあなたへアドバイス
大学2年生、男子。地方から上京してきて、大学にやってきた。昨日は軽音サークルの飲み会でちょっと飲み過ぎたのかな。
今日も起きたら10時。1限間に合わなかったー。しかも1限語学だし。ちゃんと目覚ましも3つかけたよ、んもー何やってんだよ、俺。今から行っても結局遅刻扱いだし。
どうしてこんな風にやっちゃうんだろう?だって他の人たちはちゃんと行ってるよ?でも、友達とかには「またやっちまったよー!」とか言ってヘラヘラしてる自分も何か嫌だしさ。
まーみんな分かってて、「お前はこうだからな。仕方ねーよ」って言われるんだけど、本当はちょっとはそれも変えたいんだよな。
でも、なんでこうやっちゃうんだろうな〜。結構高校とかはマジメに学校行っていたし、でも一人暮らしになった途端にこんな風に自分に甘くなっちゃったのかな。
結局一人じゃ自分何もできないのかな。やばいな〜、だってこれから就活もあるんだよな・・こんなんで面接の日に準備も何もせずに行けなかったりしたら。どうしよう。
そんなあなたへ。気持ちは分かります。
「他人に厳しく見ているのに、自分に甘いからこうなるんだ。自分に厳しくしなきゃいけないんだ」って思いません?でも、そういう事でもないみたいなんですよ。
つまり、自分に甘い人なんていないんです。その証明を3つの観点からしようと思います。
1.自分に甘いとは、誰かと何かを比較をして否定しているだけにすぎない。
まずはここから。朝のこのワンシーンを見たら、おいおいという点もありますが、高校時代は優秀だったあなた。恐らくその前の小学校や中学校も色々と頑張って来た方なんでしょう。
人の脳は、機能的に「部分だけをとって」「違いだけをとって」「過去と繋げて取る」というクセを持っています。これを習慣的にやっているんですよね。
今回の例も、そのいい例です。高校時代のあなたという部分と、今の遅刻している自分という違いをとって、過去の栄光と繋げて今の自分に否定しているんです。
こんな風に、他の人と比較していることもありますし、過去の自分と比較したりして生きています。なんか窮屈でしょ?でも、その繰り返ししかしていないんですよね。
で、外から見ている友達はそういったことは分かるんです。だから「お前はよくこういう所あるからな」と指摘というか半ば、それが個性だよねという感じで言ってくれるんですね。
他の部分を見たら、あなたも別にいい所もあるし、むしろ厳しくしているところも十分あるんでしょう。
だから、問題は自分に甘いことに対して落ち込んじゃうこと。変われない自分を責めないでくださいね。
意識を変えるというのはとても難しいし、意識とは何かという仕組みを理解してからできることです。
車の運転だって、免許センター行って路上に出たり座学で勉強しないと分からないですよね。心や意識だってそうなんですよね。
あなたの心を上手に操れるようにして行けば、甘いとかそういったこともなくなりますよ。
2.自分に甘いとは、同じ過ちを繰り返して落ち込んでいるだけにすぎない。
これも同じような感じ。あなたの場合ですと遅刻を何回もやっていて、「なんで直らないかな〜」って落ち込んじゃってますよね。
それを大雑把に「自分に甘い」としてしまう風潮が、ダメなんです。
自分の意識を変えることができないし、意識の構造が見えないから「自分に甘い」という言葉で片付けてしまい、相手や自分をまたより、悩ませているんですから。
例えばあなたの遅刻をしているということは、遅刻を何度もしている習慣が身に付いているという風にも捉えられます。
恐らく、1限の語学に対してか、寝る時点での朝起きることに対するイメージで何か無意識に身に付いているものがあるんですよね。
本来はそれを取り出して行くこと、どういったイメージや考えからその行動が生まれているか、整理をする必要があります。
習慣性を切るというのはとても大変な作業。人の習慣は3週間で身に付くといいますが、人は安きに流れたがるので何か楽な方に1回でも行けばそっちに流れます。
いずれにせよ、歯を毎日磨いていることと、遅刻を何度もしてしまっているということは習慣という面においては同じなんです。
それをどれだけ習慣化しているかだけ。その時に必要なのが、決断や感情のコントロールです。
人の行動をするにあたる選択の背景には、必ず感情が入っているんですね。だから「男はお金と女に気をつけろ」なんて言われますよね。
この二つは感情が持ってかれる要素が強いんです。いくら夢があってもそっちに流れてしまい自滅する人ってたくさんいますよね。それがこの例です。
そう。ということで、自分の習慣が行われているわけで、それはある意味人間として正常な行動なんだから全部正解です。オッケーなんですよ。だから落ち込む必要なんてありませんよ。
3.自分に甘いとは、それを直さなきゃと思ってるからでる発言である。
最後がこちら。これは、自分の否定を肯定に直そうとしている。人間の大きな特徴です。その中には「諦め」があなたにもあると思います。
「自分はこのまま変わらないんじゃないか」「いいじゃないか、変わらなくても」という風に。
だから、変化しようとしているわけで、その時点で自分に甘いなんて事はないんです。
どんな酷い状況が来たとしてもワクワクしている方が面白いじゃないですか。結局あなたが選択して作っているものですから、それを構造を使って変化していけば面白いですよ。
「甘さ」も自分を理解すれば解消される
いかがでしたか?まとめると、
① 比較するのは脳の機能上当然のこと
② 意識の構造を理解すれば毎日が楽しめる
③ どんな毎日になっても自分で選んで自分らしくあれるよ
というお話でした。
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