「抵抗感」から観えてくる、あなたが押さえていること。
イヤよイヤよも、好きのうち
よくこんな話を聞きます。
- 上司からの攻撃が執拗で嫌だ
- 自分が何をやってもダメだと感じる
- もう、何もかもやりたくない
自分自身も、「何でこんなにやっているのに、誰も認めてくれないんだ!」と、勝手にヤケになることもあります(笑)
でも、こんな風に、あなたはずっと思っていたいわけでは、ないですよね?
これを敢えて、「抵抗」という観点で切り替えてみましょう。
- 上司からの攻撃に抵抗している
- 自分が何をしてもダメじゃない自分に抵抗している
- 自分で何かをやることに、抵抗している
何もかもしたくないのであれば、何もしなくていいのです。にも関わらず、どうしてあなたは、「何もかもしたくない」と発言するのでしょうか?その裏に隠されていることは何でしょうか?
「愛されない私」を、存在させてませんか?
「イヤよイヤよも好きのうち」なんて言葉がありますよね。上司からの攻撃が執拗で本当に嫌ならば、仕事をやめればいい話です。何をやってもダメだと感じるならば、そう感じていて何が悪いんでしょうか?もう何もかもやりたくないのならば、休めばいい話です。
そんな話をすることで、端的に言えば、構ってもらおうとしていませんか?
最近の風潮として「かまってちゃん」が面倒くさいという風潮がありますが、これ、誰にでも、濃淡はあれど、かまってちゃんの所はあると思います。おじさんになっても、おばあちゃんになっても。
- 自分が全部悪いんでしょ。
- お前のせいで全部ぶち壊しだ。
このような言葉は、どこまでいっても自分は孤独・ひとりぼっちだと表現しているようなモノです。「愛されない私」を演じてはやっぱり愛されないことを何度でも確認して、実は存在感を感じているわけです。
「人間共通の仕組み」がそうさせているだけ。
実はこれって、「人間共通の仕組み」の上でやっているだけなんですよね。最近流行りのAIですが、彼らはアルゴリズムというAならばBといった因果関係の元に様々な学習をしています。近いうちに人間の行動様式や思考方式もコピーされていくと思います。
人間が自己否定や他人否定をするのは、そんなイメージで仕組み上、どうしてもやっていることなんです。でも、それを越えないと、あなた自身も辛いでしょうし、周りの人との人間関係を築くのも疲れますよね。
そうそう、あなただけの問題ではなくて、周りの上司や、職場、広く言えば社会全体の問題なんですから、気にしないでふと気を抜くことも重要ですよ。
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