つい自分を隠してしまう人へ、自己開示をしたがらない人間が自分を見つめてみた。
自己開示。
世間ではその重要性がやたらと言われている。
自分でも、そうした方がお得なことは分かっている。
でも・・・。
やれと言われてやれたら苦労はしねぇよ!
と思うあなた。
やろうと思ってもやれない。
苦しかったり、困っていたりするでしょう。
そんなあなたに聞いてみます。
何故自分は、自己開示をやれないと思うのか?
これは、自己開示をしたがらない人間が自分を見つめてみた記録です。
あなたと似ているかもしれません。良ければ参考にしてくださいね。
◆
自分の思っていることや考えていることをなかなか人に言えなくて。
相手が質問してくれれば答えられるけど、
聞かれてもいないことを自分から言い出すのは抵抗がありました。
ジャッジされ、否定的なリアクションをされるイメージがあるんです。
小さな頃にそうされたイメージを引きずっているようでね。
そして×をつけられるのが怖い。
×をつけられるとどうなるか?
イヤな気分になる、傷ついたように思う、反発したくなる…。
過剰なぐらいに反応します。
×されると思うことに、何故そんなに強く反応するのか?
思い通りにならない気がして、それが不快なのでした。
この人は快と不快をはっきり分ける人で。
そして不快に厳しい。
思い出したのは母のこと。
不注意でも家の中を汚されることに対して、きちんとしていないことに対して。
母はやたらと厳しくなるんです。
きっとすりこみ、なのでしょう。そんな不快に厳しい姿を見てきたから。ずっと。
人には「嫌なことを受け容れるのも大事」だなんて偉そうに言ってたクセに、
自身は言う程偉くないんです。
面白いことに。
親も人間だということです。
不完全な認識を持つ中でがんばってきた、1人の人間。
◆
こう思えたことで、親も自分も赦せたような気がしたのでした。
かつての自分は喩えれば、
穴が1つの鉄板で、その穴を通るものしか受け容れないイメージ。
親が善意で渡してくれるものを、「そんなのいらない」と拒絶して。
今は木綿のような薄い布地で色々なものを通し、酸いも甘いも苦いも辛いも何でも楽しむ自分。
そうなることにしました。
あなたの今の悩みも苦しみも、きっと解決できますよ。
ー石黒雄太
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