ITエンジニアで、うつを発生させやすい人の3つの特徴と対策。
IT企業に勤めながら「もしかして私ってうつ?」という風に、感じているのではないでしょうか?
薄給で仕事は多い。残業も多くて徹夜なんてこともザラにある。私の周りでもIT関係に勤めていて、同様にうつとは行かないまでも、明らかなメンタルの問題によって、辞めてしまう人を何人も見ています。
そんな人たちの特徴と、じゃあどうしたらいいのさ?という解決策をお話しようかと思います。
1.真面目すぎる
コードを書いたり、設計をするわけですから、誤作動が起きてしまえば、それだけで相当な炎上プロジェクトとなってしまうと聞いたことがあります。
自分自身に対しても「誤作動」を起こさないようにしないと=会社にはしっかりと勤めて、プロジェクトの成果を残して貢献しないと。。
というような考え方が強いのかなと思います。もちろんそれは会社の中では大切ですが、時には息抜きも大切です。
2.コミュニケーションに問題意識を感じている
設計に対するコミュニケーションは得意かもしれませんが、例えば取引先の人と、わかりやすく・初心者でも分かりやすいようなコミュニケーションをする。ということが苦手ではないでしょうか。
仕組みが成り立ってこそ、諸々は作動するのに関わらず、なぜか人とのコミュニケーションは円滑にならない。おかしいな〜とも思うわけです。
逆に、自分は職場の中では優秀な方だけれども、例えばリーダーになったときに、自分と同じようにスキルの底上げが出来ない。
そんな状態を見ていて、一体どうすれば良いのだろうか・・?と考えてしまうこともありますよね。
コミュニケーションに問題意識を感じている。しかも自分だけではなく組織という単位で問題意識を感じていれば、責任感も強いので、あなたは必要以上に重荷を背負っていますよ。
3.自分の頑張りに「自分が」気付いていない
そんなあなたの状態を、多くの人は見ているわけなのですが、肝心なあなたが、「もっともっと・・」という風になってはいないでしょうか?
もっと自分は頑張らなくては・・もっと自分が頑張ってこのプロジェクトを、このチームを良くしていかなきゃ・・という風に。
あなたは相当頑張っています。だけれども、それを結果や納期や周りからの期待が、そう思わせないようにしているんですよね。
自分自身で気が付いてないからこそ、また自分に負荷をかけるんです。
そうして、今までは乗り切っていたかもしれません。しかし、それによって失ったものもありませんか?視野狭窄に陥ってしまったり、自分の心身がボロボロになってませんか?
自分自身を労ってあげてください。そう思えたら、今日の食事や、寝る前の風呂で洗う箇所・マッサージをする場所など、日常のほんのすこしのことが変わると思いますよ。
では、対策はどうすれば良いか?
結論から伝えると、ITに勤めているあなただからこそ、「自分の仕組み」を理解することによって、今までのあなたの様々な行動の原理がすんなり入ってきますよ。
例えば、仕事の最中になぜかやってしまうあなたのミスや、上司にいつも言われる「真面目すぎ」とか「もっと頑張れ」とか言われる言葉に対して、あなたが「もっとやらなきゃ」と反応してしまうことも、一つの条件反射です。
考えたい時に、考えれば良いわけですから、そんな考えのコントロールができれば、日常での生活も良いコンディションで臨めますよ。何かの参考になれば嬉しいです。
コメントフォーム