医者・弁護士の子供の“うつ”が多い3つの原因とチャンス

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どうしても、なってしまうこの現象

「うちの息子が家に出ない」

そんな事は、社会的には言えない。夫だってココまでのキャリアを積み、社会的な地位としてもプライドを持てる状態ではある。

しかし、1つだけ悩みがあるなら、息子のこと。高校も名門に行ったものの、大学受験の医学部に失敗。有名私大の理学部、そして大学院にいったものの、その後の就職も研究員が妥当だろうと思っていた。

私としては正直不本意なところがあるけれど、息子がそれで良ければ良いとは思う。だけれども、今度はその研究職すら受けるどころか、家から出ないような状態になってしまった。

夫は相変わらず仕事で忙しく、それに構っているような暇はなさそうだ。息子も、別に何も言えずに部屋でパソコンに向かう毎日。前は明るい子だったんだけど、どうしてこうなってしまったんだろうか。。

そんなお母さんへ。

社会的にこの手の話は露出がされていないですが、私の所に相談に来る方でも、やはり医者・弁護士などのいわゆる「エリート」と言われるお子さんの、引きこもりやうつといった症状でご相談に来られる方は多くいらっしゃいます。

そんな方々の話を聞いて、どんな特徴、そして原因があるのかを3つにまとめましたのでご参考にして頂ければ幸いです。

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1.「重すぎる社会的な重圧」に耐えられなくなった

環境としても、世間の目としても周囲からは「医者・弁護士の息子」として見られます。

この「重すぎる社会体な重圧」によって「自由度」がどうしても奪われてしまってませんでしょうか?

社会的なプレッシャーの中で「自由にして良いよ」と言われても、それ以上のケアが必要だとは思いませんでしょうか?

また、そもそも「社会的」といっても、学校教育が40年前の日本社会に適した教育を施していますから、世間は「旧社会的」なモノの見方をします。

お子さんは、未来に生きる若者ですが、その「未来社会」は今の「旧社会的」なモノの見方で通用するのでしょうか?

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2.「“超”特定の周囲」との比較

有名私立校に行けば、周りも医者や弁護士…という事は当たり前の世界ですよね。

そんな中で、また競争に明け暮れていくのです。そうやって自分の可能性は勉強にしかなく、医者や弁護士になる事以外は道じゃない。

というくらい、お子さんが無意識では思っているとしたら、どうでしょうか?他にも道はありませんでしょうか?

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3.「当たり前」のハードルの高さ

例えば、白紙に一本の線を引きます。

「こっから左は論外。必ず右にいなさい」

そんな線引きをとても多くしていたら。。当たり前のハードルが高くなるってそういう事です。ずっと続いているような感じです。

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知らないうちに、“常識”の異常化が起きている。

専門性が増すということは、その分、エッジが立つ事でもあります。ということは…そうです。ご想像のとおりです。

お子さんは、その立ったエッジだけで生きるのが全てなのでしょうか?ちょっとでも疑問を持って頂ければ幸いです。

逆を言えば、それを知ったあなたはチャンスなんです。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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