【もう限界・・というあなたへ】“働きたくないでござる”理由をマジメに考えてみた。
目次
究極の、“働きたくないでござる!”だった。
今日の会社はどうでしたか?そもそも革靴を履いて、家のドアを開けた瞬間どんなコトを思っていましたか?
今日の空の色、覚えていますか?
だめだめ社会人だった私は、社会人一年目、うつで心が折れそうだったとき、空の色も覚えていなければ、今日の天気もどんなだったのかも忘れているくらいでした。
もう、とにかく“働きたくないでござる!”でした。
どうして“働きたくないでござる!”になっちゃうのか?
さて、最近よく見るこれ。
アンサイクロペディアさんでも見ましたが、武士の時代から「働きたくないでござる!」は、あったようで、現代にも復興したような…フィクションとはいえ、そうかもなーと思ってしまいました(笑)
そして、これってどれくらい検索されているんだろう?と思って、調べてみました。
すると、なんと多いときは一ヶ月に80,000人以上が調べているそうです。
もちろん、関連の検索キーワードに「働きたくない」というのもありました。あなただけじゃなくて、多くの人が「働きたくないでござる!」なんですよね。
さてこの現象、色んなカタチで、どうしてこの言葉が流行ったのか、面白くも考えることも出来るんですけど、ちょっとマジメに考えてみようと思ったわけです。
1.上司の顔を見たら泣きそうでござる
もう、とにかく嫌なんですよね。
少し専門的な話をしますと、これ、どうして、泣きそうでござっちゃうのかというと、そもそも上司が悪いわけではないんです。
いくら「お前馬鹿野郎!」と怒鳴る上司でも、そうなんですよ。
相手のせいにもしたいんですが、自分の感情がついていかないのが理由なんです。
泣きそうなほど、感情に自分自身が支配されてしまって、ぐるぐると考えてしまっていませんか。
こういう時は一旦トイレにいくなりして、深呼吸してみてください。
またはお家に帰ったら上司の顔を見てどんな気持ちになったのか、紙に書き出してみてください。
一旦自分の感情から離れる練習をして行くことで、だんだんと心が落ち着きますよ。
2.先輩の顔を見たらげんなりでござる
あああ〜今日も理不尽なコトを言われる。なんて、先輩を見て、疲れがどっと来ていませんか?
さて、なぜかというと、過去のイメージから先輩を見てしまっているんですよね。
脳科学的な話をしますと、脳は過去から自分や相手のイメージを作って、相手を見ている作業をしています。
あなたの血液も考えも、1秒1秒変化して進化しているのですが、それが脳によって“変化”を見れずに“固定”しか見れないんですよね。
例えば“コップ”といって、あなたはコーヒーカップみたいなものをイメージすると思います。
しかし、コップを見たことも使ったコトもない国の人がコップを見たら、投げたりしそうですよね(笑)
今までの教育からコップという名前を付けて、“飲むもの”と意味や価値を付けているんです。
そうやって過去のイメージで私たちは過ごしているんですよね。
それをモノだけでなく、対人関係においてもやっているんです。無念でござる・・
あとは、簡単な認識論で話すと、げんなりしてしまう先輩を、実はあなたが認識して固定しているのです。
どんな風にげんなりしてしまっているのか?というコトも、あなたの内面で作動しているものなのです。
自分で整理するためには、やはり紙に書いたりすることをおススメしますが、気の合う友人と、「どうしても、あの先輩といるとげんなりしちゃうんだよね・・」
なんてお話をしながら、理由を整理するとより良いとですよ。
3.朝の目覚めが爽やかな日が、1日もないでござる
夜は眠れないし、朝は起きれない。。
さて、これは慢性的に、考えや感情がぐるぐるしている証拠です。普段だったら別に何事もなく出来ることなのに、どうしても、おどおどしてしまって、自分が何も出来なくなるコトってありませんか?
それはあなたの中でずっと「仕事をしたくない」「上司に会いたくない」「職場に入っただけで息苦しい」といった考えを、めっちゃ溜めている状態なんです。
コップをイメージして欲しいのですが、ずっとコップに水が溜まっていったら・・溢れちゃいますよね?
あなたの中にもコップがあるんです。
考えで溢れてしまって、何が何だかワケが分からない状態になり、機械的に生きてしまうのです。
しっかりと自分をメンテナンスするためにも、まずは「何も考えない時間を無理矢理つくること」をおススメします。
目をつむって、何もしない時間を10分でも取るだけでも全然違います。
恐らくそうしてでも、自分の考えが出てきてしまうコトを実感できますので、「あぁ、考えが止まらないなぁ」というコトを実感するだけでもだいぶ変わりますよ。
“働きたくないでござる”考えに勝つ可能性を自覚しよう
さて、ここまで解説しても劇的な変化は正直望めないのです。なぜか?
サムライがとてつもなく素早かった理由を知っていますか?
それは、この“考え”に勝利していたからなんです。敵と対峙する時に「斬られたらどうしよう・・ガクブル」とか思ってたら「すきありー!」なんて言われて斬られちゃいますからね。
こうやって悩んでいるあなただからこそ、“働きたくないでござる”考えに、勝利をする可能性があるんです。
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