【不安にならなくても大丈夫】どうして“自分が分からない”になっちゃうの?
目次
「自分が分からなくなる瞬間」を掴もう
会社でミスをして上司や先輩に注意を受けて、何とか今日が終わったけれど、もう寝たら明日が待っている。満員電車の中でふっと、思ってしまう。
「自分は何をやっているんだろう・・もう何もかも逃げ出してしまいたい・・」
そうやって、なりますよね。自分の気持ちが、ぐるぐるして、夜眠れなくなったり、友達と会話していても、つい別のことを考えちゃったり・・
せっかく恋人といても、「この付き合いはずっと続くのかな」って思ってしまったり。
どうして、自分のことが分からくなっちゃうの?
結論から言ってしまいますね。それは、あなたの心の動きを、あなたが知らないからなんです。
これってどういうことかと言いますと、夜も眠れなくなる“前”に「自分がよく分からない」と思ってしまう“不安感”を掴めているか?
また、その“不安感”はどの思いを起点としてやってきているか分かりますか?
・・・(> <) 心の中を掴むって、難しいんです(涙)
「自分のことが良く分からない・・」となっている状態は、往々にして感情が揺れ動いているか落ち込んでいる時です。
極端に言うと、白い景色なのに青色に見えてしまっていて、「もう世界は青しかないんだ・・」となっているような状態。
事実が見れていないんですよね。
あなたは“あなたの心の線路”の運転手ではなく、乗客になってませんか?
ちょっと簡単に例え話をしましょう。あなたの心の中に、目に見えない線路が走ってるとします。
では、しゅっぱーつ。
しかし、駅の目的地は「自分が分からない」。しかも、駅の出発地は「不安」。
もしこんな線路だったら、ずっと変わらずに、自分が分からなくて不安な線路を行ったり来たりしますよね。
実際、人の心の中って、こんな感じです。
本当は分岐点とかを自分でつけて進路変更をすればいいのですが、あなたは、あなたの人生という電車の中の乗客です。運転席に座っていないんですね。
運転手なら「ここで切り替えよう!」とかの運転が出来るんですが、乗客は電車に乗ったら最後。決められた線路に乗るしかないのです。
だから「自分がやりたくないのに、なんでこんなコトになるんだろう・・」と、誰かに動かされている感覚が出てきちゃって、自分が分からなくなるんです。
“乗客だから”こそ、損すること①
では、乗客で損することは一体なんだと思いますか?
それはズバリ「主体性が奪われる」ということです。
ちなみに、あなた不在の操縦席に座っている、あなたの心の電車の運転手、誰だと思いますか?
それが上司だったり先輩だったり、両親です。
あなたは、上司や先輩の指示を丸呑みに全部受け取って、そのままベルトコンベアーのように、仕事を渡していないでしょうか?
さらに悪くなると、乗客の状態、つまり会社で働いているのに“お客さま”になっているので、運転手からの「アナウンス」中に別のコトを考えていて、トンチンカンな返答をしてしまっていないでしょうか?
上司や先輩の話を聞いて「ハイハイ」と言っていては、自分の操縦席を相手に譲ってしまうようなもの。しかもそれを、無意識にやっているから怖いんです。
“乗客だから”こそ、損すること②
なので、会社の中にいるから、自分がうまくいかないんだ…と思うことは、ちょっと違うんです。
元から「あなたの心の電車の乗客」になってしまっていたので、自分で操縦席に立つという経験がないのです。
学生時代は、小中高大という「レール」がありました。
レールありきの人生で過ごしていたので、運転手になる訓練をせずに社会に出てしまったから、“主体性”がいったいどういうことなのか全く分かりませんでした(涙)
そうなると、あなたのこれからの一歩をどう踏み出せばいいか、分からなくて苦労するんですよね。
なので、まずは自分の人生の操縦席に立つことをしていきましょう!
その前に、もし“自分が分からない”って、不安になったら、まずは「あーワタシの心のローカル線を走っているんだなぁ」と思えると、少し気がラクになりますよ。
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