【つまらないのは、私のせい?】あなたの仕事がつまらない、本質的な理由3選

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つまらないのは、仕事のスタイルが時代と逆行しているからではないか

仕事がつまらない。やる気がでない。という相談者が多くいらっしゃいます。

一般的な上司の方でしたら恐らく「諭す」「叱る」という選択だと思いますが、ちょっと違う視点を入れたいと思います。

ちなみに僕もこういう人間でしたが、恐らくこの「つまらない・やる気が出ない」タイプのあなたは、決して怠惰ではありませんが、違うところにモチベーションを求めているのではないでしょうか。

特にこれはあなただけでなく、多くの若い人に出ている傾向だと思います。3つの視点でまとめてみました。

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1.“競争”に明け暮れる会社である

2006年、ダニエル・ピンクさんが「ハイ・コンセプト」という本を出しました。そこでは、6つの重要スキルとして新しいことを考えだす時代に必要な要素を出しています。

簡単に…「機能」(実用性)だけでなく「デザイン」(有意性)・「議論」よりは「物語」・バラバラの断片をつなぎあわせる「調和」・「論理」ではなく「共感」・「まじめ」だけでなく「遊び心」・「モノ」よりも「生きがい」の6つです。

資本主義はお金のパイを奪い合うゲームですよね。なので企業は考えます。「いかにして商品を、あなたに買いたい!と思わせられるか?」と。

その問いに対して「個別化」をすることで各企業は、お金の獲得を目指しました。

例えば電話。一家に一台が、今や一人が二台持ち。他にもテレビ。リビングに1つだったのが、自分の部屋につきませんでしたか?

後はパソコン。あなたもマイ・ノートパソコン、持っていますよね?

そうやってあなたのお家も、たくさんパソコンを買いました。僕の家もそうです。逆に、企業としては家族を「分けて」パソコンを一家に一台から一家に三台も四台も売ることで、お金を得ました。

しかし、「分ける」ことでお金を得ることが終わったからこそ「シェア」や「つながり」が求められるように、人々のニーズが変わってきています。

コンセプト、つまり人が“なんとなく”思っているレベルで、「競争」よりも「調和」を求める時代が来ているという見方も1つです。

その感覚に敏感なのは、いつの時代もあなたのような、若者です。

そしてあなたが、競争し派閥が出来る企業組織を見て「あ〜古いなぁ。でも代案もないし、頑張るしかないか…」とつまらなくなる点も、僕は無理がないと思います。

かといってそれを上の世代のせいにするものでもありません。

農業時代になかった「車」が必要になってしまったように、時代は変化するものですから。

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2.インフラが整ってもコンテンツがない

あなたは、会社にも「つながり」を求めていますか?僕は求めていました。

しかし競争をしなければなりませんし、パイの奪い合いをする世の中ですから、人と人は繋がらずに、お金を分配するカタチで人のつながりを作るように見せかけ、心は切る方向になります。

しかし、それを打破するかのように、ソーシャルインフラが整い爆発的な人気を博しました。例えばFacebook、Twitterなどです。これによって個人と個人が繋がれる時代になりました。

しかし心が繋がれた感覚はありますでしょうか?それがないと思っていませんでしょうか?そうなんです、人と人が繋がる、コンテンツがないんです。

そして心と心がつながり、お互いのコミュニケーションを楽しみ合うような、教育コンテンツがないから、個人でなんとかするしかなく、結局、今の現状を同じように繰り返してしまう。

だから、つまらないのではないでしょうか?

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3.繋がりたい、そのニーズの発掘がされていない

「つながり」というキーワードは良く聞きますよね。では、あなたは「つながり」を言語化し、可視化できますでしょうか?

商品とは「形式化」するものです。目に見えないITでも、設計図があります。

人は脳を持っているので、どうしても枠の中に何かをおさめないと、情報共有ができないんですよね。

しかし今「つながり」という、どうしても目に見えないところに、ニーズがいってしまっている現代。

さぁ、どうやって「つながり」を「枠」というカタチに商品化が出来るのでしょうか?

いずれにせよ、そのあなたの「繋がりたい」というニーズ発掘のために、教育コンテンツの開発と発展は必須だと思っています。

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