チャレンジするあなたへ。新しいことを始める時の「不安の正体」
新しいことに挑戦することに中々動き出せないあなたへ
何かにチャレンジする。今まで自分が知らないものに一歩を踏み出すということは、とても力がいることです。
しかし、多くのプロと言われる方は「やってみてあなたは成長する!」「不安を楽しめ!」「自分の殻をやぶるんだ!」というポジティブに成長を促し、海外の写真を載っける人や「ありのままでもいいんです」「どっちでもいいんですよ」と、あなたに選択を促す人がいると思います。
「なぜ不安になるのか」「不安になる仕組み」を教えずに、やるべきことしか言わないこういったプロの人たちってどうなんだろう?と思っちゃうんですよね。
例えば、喋り方が分からない赤ちゃんに対して「喋ってみろ!そうすれば人と仲良くなれる!」と言うか「喋りたいなら喋っていいよ〜」としている。
親身じゃなさ過ぎでしょ!てか我流すぎるでしょ!と突っ込みたくなりますので、しっかりと「不安になる仕組み」をお伝えしたいと思います。
不安の正体はズバリ「過去のあなた」
ここでまず引用したいのは、認知療法です。認知療法の世界では、認知というものを、
人間は世界のありのままを観ているのではなく、その一部を抽出し、解釈し、帰属させているなど「認知」しているのであって、その認知には必ず個人差があり、客観的な世界そのものとは異なっている。
それゆえ、誤解や思い込み、拡大解釈などが含まれた自らに不都合な認知をしてしまい、結果として様々な嫌な気分(怒り、悲しみ、混乱、抑うつ)が生じてくると仮定している。
と規定しています。これが不安の正体です。
例えば今、あなたはこの記事をご覧いただいています(ありがとうございます)。
「あなたは何があっても、絶対に大丈夫ですよ!」とあなたに語ったらどうでしょうか?恐らく「ん〜でも本当かなぁ?」と思われると思いますが、他にも「何でお前に言われなきゃいけないの?」とか「やっぱりそうだよね!あー良かった」などの「認知の仕方」が異なるんですよね。
この通り、人の判断というのはバラバラです。もしあなたが不安を感じているのであれば、不安を感じやすくそこから卒業しにくいということです。
実は、あなた自ら不安を作って目の前の色んな出来事を判断しています。ではあなたは何を基準にして、評価しているのでしょうか?その基準が「過去のあなた」なんですね。
どうやって過去のワタシから卒業すればいいの?
では、次の質問が出てくると思います。過去のワタシから卒業すれば、不安も解消されることが分かりました。だったらば、それはどうやって卒業すればいいのか?というところです。
これも「過去を愛しましょう」とか「過去を大好きになって抱きしめましょう」という結果にいきがちです。
過去も「仕組み」ですから、それが分かってから過去を愛したり大好きになることをおススメしますよ。
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