「親に本音を言えない」あなたへ。言葉にはしないけど、親があなたに本当は質問したいこと3選

「親に本音を言えない」あなたへ。言葉にはしないけど、親があなたに本当は質問したいこと3選

 

両親に伝えたいことがある。でも、タイミングを逃してここまできてしまったあなたへ

職場の人間関係のご相談から始まったら、最終的に家族の話になることがあります。

離婚をしようと思うんだけど、親にどう思われるか」

「本当は実家を継ぐのではなく、もっと外に出たいと思っているけれども、どう伝えれば良いのか」など。

どうしても、親の期待に応えたいと思うのが子供。

親にとって「マイナスだろうな」と思うことには、心が抵抗して、親に話すのが難しいんですよね。

さて、そんな風に、なかなか親に対して本音が言えないあなたに対して、親は、言葉にできないけど、本当はあなたに聞きたい3つの質問をまとめました。

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Q1.伝えたい本音はまとまってるの?

「言いたいけど言えない。。」という無限ループが頭の中で繰り返しており、「何を」伝えようとしていたのかが自分でもピンと来ていないまま「本音が言えないんです。。」といったように相談を持ちかけくる方が多くいらっしゃるんですよね。

結局そういった悩みを抱えてもう5年経過していた・・なんていう方もざらにいらっしゃいます。それだけ親子関係というのはナイーブな問題なんですよね。。ですが、悩んでいるだけでは何も前に進みません。

この本音を言うか言わないかはあなたの選択です。だからこそ、一旦心をしずめて、「伝えるのであれば」何を伝えたいのかをハッキリしましょう。

そうすることで話が進展していきますし、何を伝えたかったのかが自分の中でハッキリすれば、言う・言わないの分別もできると思います。

しかし親に伝えるというのは結構大きなハードル。

友達とは違って、どうしても親となると緊張したり、逆に「親だからこそ分かって欲しい」といった期待が出てきてしまうんですね。

近くて遠い国のように、実は親子関係というのは近そうに見えて見えないところでどうしても衝突してしまうものなのです。

親の立場に立てば、いきなり子供から支離滅裂な事を言われちゃって、何が何だかパニックになりますから、しっかりとまとめる事をしましょう。

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Q2.その本音を手紙にしてもらえない?

まずはアウトプットすることが大切です。何を伝えたいのかをまとめてみたらどうでしょうか?という問いかけをQ1では行いました。

しかしながら言いたいことを言った時点では、逆に家族関係が悪くなることもあります。多いんですよね。

家族関係が悪くなるきっかけとして、この「本音をぶちまけてしまうこと」に問題があります。

あなたが小さい頃、親が言いたいことをアウトプットするだけして、あなたが「話を聞いてくれない」「分かってくれるはずがないんだ」と親を捉えてしまうケースです。

そうして期待に応えようと頑張るようになり、あるとき「自分の言いたいことが分からない」「自分が何をしたいのか分からない」となってしまいます。

本当は普通に生きたかったわけじゃなくて、もっとこうしたいという夢もあったのに・・・と後悔が出てきて、良くないケースだと、自分だけでなく親を責めるようになります。

それを「本音」とはき違えてしまうケースですね。

本音だけを出しても意味がない。相手に分かりやすいように伝えることを意識しないと、せっかく伝えたい本音も伝わりません。

しかし、本音を自分の判断と切り離して分かりやすく伝えるなど、至難の業です。

そういった意味「手紙」はとても有効な方法です。あなたが素直に書きたいことを、相手に向けて書いてみるというのが次のステップです。

どうやって手紙に書くの?

確かに、親に対して手紙をどうやって書けばいいのか分からないですよね。これには緻密なプロセスがありますが、まずは書く事が大事ですから、書ききった事に満足する程度で始めはOKです。

しかし手紙に書いただけでも本音を伝えることが出来てもコミュニケーションがうまくいかないんですよね。それはなぜでしょうか?

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Q3 あなたの本音を聞いて、親がどう思うか考えたことがある?

まず1回目に「本音を書き出してみよう」そして2回目は「本音を手紙にして伝えてみよう」というものでした。

そして3回目の伝えたいことは「手紙を親の気持ちになって読み返してみよう」ということです。

何度もいいますが、親に対するあなたへの期待というのは、自分自身が思っている以上にとても強いです。逆に親へ諦めを感じている人や、どう思われているか心配であるという風に相談に来られる方もいらっしゃいました。

いずれにせよ、いい意味でも悪い意味でも感情に揺さぶられるのが両親との関係です。あなたが心配の感情に心が奪われて書いてしまっていたら、それはあなたと両親が「親と子」という関係のまま、何も今までと変わらないんですよね。

親のことを、どうやって考えればいいの?

親があなたを育ててくれた何十年間のせめて1年1年を考えながら、例えばあなたが塾に行く時にご飯を作ってくれていたかもしれません。あなたが学校に行っている間に掃除をしてくれていたと思います。

そのとき、お母さんやお父さんは「どんなことを感じていたのか」という風に立場を変えながら考えてみてください。

そんなことを思いながら文章を見てみると、きっと文章を直したくなると思います。自分よがりで書いてしまっている文章に対してチェックを自分で出来ればそれでいいですし、それでも難しいというお話ならば、愛しているが故に感情がねじ曲がってしまい、理想とは違う方向へ行っている証拠と捉えてあげてください。

いずれにせよ、そのようにして本音をただ伝えるだけでなく、今までの愛を受け取って花束をあげるように、本音を伝えてあげてくださいね。

まとめ:本音を言えない原因を深く知ることで、親子関係改善の道筋が見える

いかがでしたでしょうか?人間の悩みというのは尽きませんが、特に親の問題というのは、ずっとあなたが抱えてきたけれども取り組むに力がいるものだったんじゃないでしょうか?

今回話したことは、方法論めいたものをお話しました。しかし、方法論だけでは疑問が残る点がありますよね。

  • 今までの愛ってどう受け取るの?受け取れないから本音が言えないんだけど
  • 親を責めたくなる気持ちが消えないから苦しいんだけど
  • 親に分かってもらわないと困るというくらい期待が溢れてしまうんだけど

こういった疑問は、方法論だけでは解決できません。本音を言えない原因を知ろうとするために、あなたにとっては痛みが伴いますが、受け取ってきたこと・受け取ってこなかったことを自覚するところから始まりますよ。

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