分かってほしくて堪らないのは、どうして?

「 100%分かってもらえた」って、誰が判断するの?
- 職場の上司とバトった。理解してもらいたいのに理解してもらえなかった
- 嫁と言い合いになった。どうしてアイツはいつも、疲れているときほど分かってくれないんだろう
- 取引先のプレゼン。こちら側の意図が中々伝わっていない。取引先にすごくメリットだというのに
こんな事があって、「分かってほしくてたまらない!」「私の事をわかってほしい!」という感情が止まらないことってありませんか?
これ、別の角度から質問させてください。「いつ、あなたは100%分かってもらえるんでしょうか?」さてあなたはどうお答えしますか?
「あれ?」と立ち止まった方、ええ、そうです。不思議ですよね。
「それは、あの人が私の言っている事を分かってくれたらだよ」と言う方。では、それを判断するのは誰でしょうか?
「分かってもらえた」と「そうじゃない」という線引きをつくっているのは、間違いなくあなたです。
ということで、あなたが、100%分かってもらっていると、自分で自分の事を判断できない限りは、100%分かってもらえる相手は、ずっと登場しません。
じゃあ、どうすればいいの?
人間は、自分の可能性を気付かないようにさせるのが得意で、自分の可能性を最も深いところでは分かっているのに、潜在意識では可能性を制限しています。
本質的には、自分がこんなにも素晴らしい存在なんだけど、それを無意識では分かってあげられていないから、「私はどうせ◯◯な人なんだ」と制限をかけていて「こんな◯◯な私をわかってほしい」と一生懸命、偽物の自分をわかってもらおうとしています。
なのでまずは、あなたが、あなたの可能性を覆いかぶさっている雲の機能に気付くこと。それをやめない限りは、分かってもらいたくて堪らない、その感情を消える一歩が踏み出せませんよ。
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