どうして上司は分かってくれないのか?

なぜ上司はあなたのことを理解してくれないのか?
この結論はシンプルで「興味範囲が違っているから」です。
あなたと上司との普段のやり取りを想像しながら、次の文章を見てみてくださいね。
さて、最も上司が気にしているところは何でしょうか?あなたが思うのは「結果」なのではないでしょうか。もちろん、仕事なんだから結果が重要であることは知っていますよね。
だけど、、どうしてそんなに「結果」に拘るわけ?と思っていませんか。
「結果」VS「想いの共感」
では、あなたは何にこだわっているのでしょうか?
結果ばかりにこだわる上司を見て、もっと共有するべき点があるんじゃないの?会社のビジョンやミッションや、部下のやりがいを疎かにして、働き方改革なんて言えないじゃないか。
などと思うでしょう。
しかし、そのようなことを上司に言うと、こんな返答がきませんか?
「それも大事だけど、会社なんだから。やることやらないと。今、話すことではないだろう」
こんな事言われると、どんどんやる気が落ちていきますよね。
「結果」にこだわる上司に釈然としないあなたが、何に拘っているのかというと「自分の想いへの共感」です。
どちらも興味の範囲が違っているから、どちらから見ても、分かってないな〜と思うわけです。
仮入部をしてみよう
興味の範囲が違うことを例えて言うなら、部活動が違うようなイメージです。
上司は山岳部、あなたは手芸部に所属しているのに「なんで筋トレしなきゃいけないの!?」と思っているようなモノ。
筋トレは、手芸部に必要なさそうですが、山岳部には生命が関わるくらい必要な要素です。
それくらい、興味の範囲が違えば集中したいポイントも違うということです。
ですから、仮入部を1年間してみたらどうでしょうか?
つまり「結果」に拘った1年間を試してみるということです。長い人生の1年間、そのような仮入部期間があっても、手芸部に戻って新たな発見があることもありますよ。
それくらい軽い気持ちで、興味の範囲を変えてみるのはいかがでしょうか?
まとめ
「結果にこだわる上司×想いの共感にこだわるあなた」という設定で記事を書きました。
もちろん、上司部下の関係は、このような設定だけではないですが、組織コンサルを何社もしていると、多くの上司部下がこのような関係に陥っていることが見えてきます。
理想はどちらも変わることです。ですが、この内容を相手が知らないのであれば、知った人が変わらないと何も始まりません。
ぜひ、上司が分かってくれないと思っているあなたは「結果」にこだわりを持って1年間取り組んでみてください。1年で結構です。1年間やってみれば、必ず見える世界がありますよ。
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