会社で必要とされていない状態から変わる3つの方法

自分自身、会社で必要とされていないんじゃないか?と疑心暗鬼になり、最終的には転職をした経験があります。
その経験も踏まえて、今は同じような境遇の方に対して、1on1を通してヒアリングとアドバイスをしています。
そこから、まさに「必要とされてない」と当人が思ってしまった会社にいる状態から、「必要とされている」実感を持てる変化ができるようになりました。
当時の自分と同じように「会社で必要とされていないんじゃないか?」と悩むあなたに向けて変わる方法を3つプレゼントします。
ただ、これは3つ全部やらないと効果がありません。1つだけやると逆効果ということもありますから、しっかり3つやってみてくださいね!
1.必要とされていない理由を書き出す
まずは、必要とされていない理由を書き出してみましょう。
ずっとモヤモヤしているのは、モヤモヤを外に吐き出せていないからです。
相手に話すのは、相手から判断される怖さもあるし、難しいでしょうから、まずは紙に書き出してみて「自分はこれだけ必要とされていないんだ!」という気持ちを味わいましょう。
ちなみに、紙に書くときは箇条書きで書いてください。
大丈夫です。そのネガティブな状態から抜け出すヒントとなるようなことが、次に待ちかまえています。
2.必要とされていない理由は本当に事実か確認する
あなたが書いた「自分がこれだけ必要とされていない理由」は、本当にそうなのでしょうか?
人間は事実を事実として捉えられずに、思い込みで変換して捉えやすい特徴を持っています。
例えば、、
- 営業成績が上がっていないから必要とされていない(具体的な数字は?上がっていないって、目標に対して達成率0%なんですか?営業成績が上がっていないでも必要とされる人材もいますよ?)
- 会社に居場所がないから必要とされていない(居場所がないのは事実?)
- 自分以上に皆がデキる人たちだから必要とされてない(デキるって何をもっていっているんですか?あなたのデキるところは?)
「上がっていない」「居場所がない」「デキる」というのは、具体的な根拠がなく、思い込みです。
更に、「だから必要とされていない」というのは、例えば周りがデキても必要とされることは大いにありますから、客観的事実ではありません。
このように例として出したモノの中に、事実は1つもありません。全部思い込みなんですよね。
ですから、まずは事実を確認してみましょう。
3.明日からの見直すポイントを見つける
事実を確認してみると、自分が思い込みばかりで「必要とされていない理由」を饒舌にプレゼンしていたことが分かります(笑)
ですから、実際はあなたが思うほど必要とされていないのではないのです。
本当に「必要とされてない」と周りから思われている人は、私の今までの経験値からですが、鈍感すぎて自分の居場所があると思いこんで、周りに迷惑をかけている人ですからね。
そうは言っても「私はやっぱり必要とされていないんじゃないか?」という考えが、感情と一緒に出てきますよね。
ですから、「もしかしたら必要とされているかもしれない」ということを確認するために、明日からの見直すポイントを見つけてみましょう。
- 営業成績が上がっていないけど、必要とされている部分はなんだろう?
- 会社に居場所を感じている部分はなんだろう?
- 自分以上に皆がデキても必要とされている部分はなんだろう?
そんな疑問を持ちながら、ぜひ出社してみてください。
今までとは全然違うコミュニケーションが生まれますよ。
まとめ
「会社で必要とされていない状態」というのは、2種類あります。
- 退職勧告をされた時
- それ以外
あなたはどちらですか?「それ以外」の方が多いはずです。
今回の記事は「それ以外」に該当していて、何かしらマイナスな思いを溜め込んでいる方向けて書きました。
あなたが「会社で必要とされていない状態だ」という思い込みが変化できれば嬉しいです。
しかし、1つだけ。
こうした記事を読んでも、「私は絶対に必要とされていない状態だから、仕事どころではない」という方もいます。
つまりそれは、その思い込みに囚われて、どうしようもならない(とパニックになっている)状態です。
そんな時だって人間誰しもありますから、まずは会社を休むなどして、リフレッシュしてくださいね。
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