20代、人生詰んだ時に伝えたい3つの質問

最も詰んだのは、人生ずっと同じところをグルグルしていることに気付いた時
こんにちは。今日は「人生詰んだ」というテーマでお話をしていきます。「人生詰みました」「人生終わりました」と話す20代は多いです。
まだまだ、将来あるじゃないの!大丈夫だよ。そんな風に周囲の大人からは、言われるのでしょう。私自身は20代のときに絶望をしたことがあって、この感覚、共感します。
しかし、20代で人生終わったなんて思っていて、果たしていいんだろうか?こうして考えているのは、甘えなんじゃないか?そう考えている「人生詰んだ」と思ったあなたへ。
甘えという言葉では解決できない「人生詰んだ」があるんです。そんな、悩んで同じところをグルグルしてしまうあなたに、3つの質問をお送りします。

人生詰んだにも色々ある
人生詰んだと言っても、どういった意味合いで、人生を詰んだのかによって色々ありますよね。様々な角度から整理していきます。
1.経済的に自立できなくて、人生詰んだ
仕事が続けられなくなって、やめてしまった。そして一人暮らしなんだけど、家族にも言えなくて困っている。という例です。
バイトだけでなんとか食いつないでいても、フリーターとしてずっといる状態では、どうしようもない・・周りと比べると、経済的にも不安定な人間だ、と考えて、経済的に詰んだと考えます。
更には、カードローンなどで借金をして、お金を借りるということが自分を助けているんだと思い、借金が膨れ上がらせて、もう自己破産するか、返せないくらいの状況にいるなど。
そんな中、詐欺にあって、またお金がなくなってしまい、闇金にまで手を出しそうになっている。もう貯金は底をついている。
参考:人生終わったと思った時に伝えたい3つのこと
テレビで見てはいたけど、私だけは平気だろうと思っていたのにもかかわらず、引っかかってしまった。そんな時には、自分の不甲斐なさや悔しさで、感情のやり場がわからないですよね。
こうしたケースは、「働けばいいじゃない?色々とあるけど割り切って働けばいいじゃないの」と言われ、そんな事言われても無理!と思っていることが、甘えなのかなぁ・・と悩んでいませんか。
そんな方は、続いてこんなことを考えるかもしれません。

2.社会不適合で人生詰んだ
人間関係がつらすぎて、働けない。年齢も上がっていく。独身。そうなってくると、社会的にも認められなくなる。社会的に詰んだ。という例です。
こうなってくると、目の前の現実から目を背けたくなるし、生きている意味すらも考えたくないとなりますよね。
実際に基礎的生活条件を親に依存している可能性のある人は、35歳-44歳で、約50万人。20歳-34歳で、約130万人いるそうです。(親と同居の未婚者の最近の状況(2016 年)https://www.stat.go.jp/training/2kenkyu/pdf/parasi16.pdf )
20歳-34歳の人口が約2,000万人ですから、約6%の人がいわゆるパラサイト・シングルと言われる状況の可能性があるということです。ちなみに、35-44歳の人口は約1,800万人ですから、約2%の人となりますね。
またあまり考えたくはないですが、両親が高齢になっていくにあたって、そんなに親のスネをかじっているわけにはいかなくなります。
更に職歴がなかったりすると、もうこれから何をしても無理だ、ダメだと思ってしまうでしょう。
3.法を犯して人生詰んだ
どのような形かは分かりませんが、法を犯してしまい、前科がついている。更に、周囲からも知られてしまうと、家に顔を出すのも危うい。人生詰んだ、という方もいらっしゃいます。
罪を償う意思はあったとしても、法を犯したことは事実ですから、それと、どう折り合いをつけるのか?なんて向き合うことも、つらいくらいですよね。
4.病気やケガなどで体が動かなくなって人生詰んだ
ずーっとベッドの上で、自分は一体どうしてこうなってしまったんだろう?と悲観的な妄想ばかりが膨らんでくる。
これからの人生、親だって自分よりは早く亡くなるだろうし、彼女もいないで何を頼ってどう生きていけばいいんだろう?と思いますよね。
行きたかった場所、見たかった景色、遊びたかったことなど、やりたかったことが一瞬にして消えてしまう。
考えれば考えるほど、現実をみればみるほど目を背けたくなるけれど、生きるしかないと考えるのか、もう終わりにしたいと考えるのか?際のところにいますよね。

5.人間関係に絶望して人生詰んだ
6年間同棲していた彼女と結婚しようとしていたんだけど、浮気が発覚して、同棲も解消。せっかく買った指輪もまったく意味のないものとなった、といったような例です。
他にも、「ずっと一緒だよね」と言っていた親友から「あなたのことは実はずっと昔から嫌いだったんだ!」と言われたこと。自分の期待していたこととは全く反対のような事が起きた時、信じていた人に簡単に裏切られるから絶望もしますよね。
もうそんな風になりたくないし、これからも、あんな痛みがあるのなら、人間関係を築きたくもない。でも、ひとりは寂しい。
子どもは欲しいし、どうしよう・・そんな風に人間関係に絶望している方もいるのではないでしょうか。
6.いつも同じことやっているのに気付いて、人生詰んだ
1〜5の状況を作っているのは、他でもないあなた自身です(4番は状況にもよりますが)。それが悪いと言っているわけではなく、実際そうだという事実をお伝えしています。
「そんなこと言われても、こうなっちゃうんだから仕方ないじゃん!」と反論したいあなたへ。まさに、そうなんですよ。あなたがいつも同じ事を繰り返していることに気付いた時に、本当に思います。
あ、人生詰んだ。自分、少し状況が変わったとしても、ずっと同じだ。
実は、同じところをずっとループしているだけ。考えがループしているんです。これが、あなたの人生の正体です。このことに気付いてしまった時に、自分の人生の先が、なんとなく見えてしまいます。
例えば、転職で迷っているけれど、結局転職しても、また同じような人間関係を築いて、同じような所で悩んでしまうんだろうな、とか。
結婚をしようと迷っているけど、別の人を選んだとしても、また元のカレと同じような関係性になるんだろうな、とか。
私は、ずっと同じままだ。環境が変化しているように見えて、自分自身になんの変化もないじゃないか、と。
このときの「人生詰んだ」感覚は、相当絶望的なものがあります。だって、今までの自分自身を根本から向き合い直さないといけませんからね。
他の「人生詰んだ」よりも、自分の生きる意味をゼロから考えないと始まりません。
そんな風に「人生詰んだ」と思っているあなたに向けて、質問を準備しました。前置きが長くなりましたが、進めていきましょう!

1.あなたが、想像できてしまう未来はなんですか?
人生詰んだ、ということは、あなたの想像の中で「もう抜けられる道がない」と思ったからですよね。
あなたの想像できてしまう未来は、どんな未来なのでしょうか?おそらくご自身頭の中で想像した未来を見て「人生詰んだな」と思ってますので、それを具体的に紙に書いてみてくださいね。
紙に書くことでより一層具体的に整理ができますので。具体的なシーンなどがあれば、そこの登場人物や、何をセリフとして言うのか?そうしたところまで出てくるとかなり良いです。では、一旦書き終わったら次にいきましょう!

2.その未来を、あなたは変えたいですか?それとも、もう少し悩んでいたいですか?
1ミリでも「変えたい!」と思ったら、それは変えたいで問題ありません。あなたの中で想像しきれるだけの未来を想像して人生詰んだことになっているのですから、実は、次のステップは、自分で想像できる範囲を越えています。
そうすると、誰かに話をしたり、話を聞いたりすることで、何かしらの変化のきっかけを作ることはできます。
人生詰んだら、この選択が必要です。次のステップに進める切符を手に入れた証拠でもあるんですよね!もう少し悩んでいるのもありです。あなたは、今までの道と、新しい道、どちらの道を選択しますか?

3.あなたは常に変化していることを知っていますか?
最後はこちらです。もちろん、色々な現実は降り掛かってきますが、あなたは人生詰んでいません。なぜならば、いつでも変化することが可能だからです。
細胞1つ1つが、今こうして記事をご覧になりながら、変化しています。心臓だって、動きながら変化しています。そうした変化がない限り、あなたは今考えることもできないし、動くこともできないんですよね。
変化していることに気付いたら、自分が今後何を選んで、人生をゲームのように楽しめばいいか?が見えてきますよ。
まとめ
人生詰んだ、と一言で言っても、その方の経済状況・社会的な状況・人間関係の状況などで、一概になんとも言えません。
しかし、いつも同じところをループしていることは、実は全ての人に共通して言えることなんです。
実は、今回お伝えした3番までの質問を正確に通った時に次に出てくる質問が、「一体何をどう選んで、変化していけばいいの?」という問いです。
ここでは、その話までしていませんでした。なぜならば、人生詰んだけど、その積んだ状態からどうしたいのか?は、やはりあなたが選択することだからです。
ぜひ、考えてみてください。何かのきっかけになれたら幸いです。
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