執着を手放すための、3つの方法。
目次
執着を手放したい。その前に。
あなたは、「引き寄せの法則」などで、心理学や潜在意識の事に関して、勉強されていらっしゃると思います。執着なんていう言葉、日常ではなかなか使わないですもんね(^^)/
そんなあなたに、まず先に、一つ質問をさせてください。あなたは、どうして執着を手放したいのでしょうか?
例えば、ですが、お金持ちになって、幸せになりたい。だから、「引き寄せの法則」にあった「執着を手放す」を実践しているのでしょうか。
そもそも、執着とはなんでしょう?ちょっと調べてみました。
執着とは・・「一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。」-goo辞書
だそうです。ではここでもう一つ質問です。「お金持ちになって、幸せになる」という一つのことに心をとらわれては、いませんでしょうか?
そうなんです。これはお金の話でもパートナーの話でも一緒。結局、執着がある状態で、執着を手放しても意味がないのです。
方法1.執着のありかを見つける。
執着が外れたら、また執着が発生する。そんな無限ループにあるわけなのですが、そもそもあなたは、「執着のありか」がどこにあって、どこから生まれているのか分かりますか?
少し汚い例え話になりますが、お風呂がなんだか臭う時に、あなたはどこを探しますか?おそらくお風呂の排水口とか、はたまた換気扇周りなどを見るでしょう。
だけれども、あなたが今、やっている事は「お風呂が臭いよ〜臭いをなんとか解消したい!」と言っているような状態。もしくは「排水口っていう事はわかるけれど、もう滑っていて手をつけたくない」というような状態かもしれませんね。
今回の話で言えば、「お金持ちになりたいけど、貧乏くさい臭いが漂っている。この貧乏くさい臭いを何とか除去したいんだ!」と言っているような感じ。
あーあ、貧乏さんも、可哀想ですね。あなたはこの瞬間、「貧乏くさい自分=×」として、それから逃れるために、「金持ちな自分=◯」の自分と世界を作り出そうとしているわけです。
じゃあ、あなたは金持ちになりたくないの?
と声が聞こえそうですが、仰る通りYES!です。僕はお金持ちになって、世界中を旅して、恩師に教わった教育を広めていくように、回っていきたいですね。
そして・・・と夢は広がっていきますが、僕の話は一旦置いておくとしましょう。
「じゃあ、今は全国を旅しているような状態だけど、それは幸せじゃないの?または、皆が同じようなライフスタイルしていたら、面白く思わないんじゃない?」
これが、キーワードとなる質問です。
「今」の自分に価値はないのか?
あなたは「今」の自分自身に、価値を置いていますか?「今」の自分自身が最高だと言えますか?あなたは「今」この瞬間、最高なんですよね。
「夢を叶える生き方」と、「夢を叶えないと、自分として認められない生き方」は、また違うのです。
何が違うって、「あり方」が違います。
今の私はイケてない。全然ダメな人だと思って、お金持ちになりたいと思っていたら、それは執着に繋がることは間違いないでしょう。
なぜならば、お金持ちにならないと、自分自身でいられなくなってしまうわけですからね。これがお金に執着が生まれる仕組みです。
世の中は競争社会ですから、多かれ少なかれ、学校教育の中でその教育が染み込まれています。あなたも、その中で「仲間と一緒に競争に勝ち、お金持ちになれることが幸せ」「お金を稼げたら幸せ」という風に染みついていると思います。
僕は、そう思うことは大いに結構だし、自分自身もお金を稼ぎたいなと思います。
しかしながら、今の自分自身を置いてきぼりにして、その道に没頭してしまったらば、それは「今この瞬間」がないまま、過去の自分自身に縛られていることと、同じ話ではないでしょうか?
そこで、また一つ質問をさせてください。
今この瞬間、息が止まったとしても「幸せだ」と言えるのか?
繰り返しですが、今この瞬間、息が止まったとしても、あなたは「幸せな人生だ」と言えるのでしょうか?
・・この質問に対して、あなたは何を考えましたか?
お金を稼いだ量でしょうか?いえ、あなたなら、「人生の充実度」「やりたいことがやれたのか?」「幸せを感じられる人生だったのか?」と考えるでしょう。
結局のところ人が追求したい所は、幸福感であり、充実感なのです。それを、何か別のモノで求めようとしているから、執着が生まれるんですよね。
大雑把な整理にはなりますが、あなたの執着のありかは「◯◯がないと足りない、と思っている自分自身」を無視していることなのです。
方法2.執着の強さを、質問から実感してみる。
さて、執着のありかが見えたならば、次はあなたが「どれくらい執着しているのか?」という執着度合いをみてみましょう。
人によって、執着している点は様々です。例えば、「彼女いない歴=年齢」という方は彼女を作ることに執着をしますね。「ずっとお金に苦労した人生」だったらば、お金に執着をしていきますね。
・・と、そんな感じなのですが、あなたに質問したいのは、これです。
◯◯(執着しているモノ)が手元からなくなったら、どんな気持ちになりそう?
パートナー、お金、家族・・何でも構いません。◯◯に単語を当てはめてみましょう。なくなった時の自分を想像した時に、「そんなことは絶対に嫌だ」と感情が暴れそうになっているのが、執着したいものですね。
その感情がどんな感情なのかをじっくり観察することが大切ですね。先ほど伝えた「足りない自分自身」が直視できないために、感情が暴れだすんですよね。
だけれども、何度も言いますが、あなたは「今」この瞬間最高なんです。充実感を持っていい存在ですし、お金持ちになっていい存在なんです。
しかし、それを許可できない。受け取れない。そうなんです。実は「足りない自分自身」がお好きで、その中にハマっていたがっているのです。
方法3.執着のある自分を癒す。抱きしめる。
そして最後がこれです。よくスピリチュアルなどに出てきますね。「癒す」「抱きしめる」という方法です。これは大変、素晴らしい方法ですが、一点弱点があります。
それは、「どうやって」癒したり、抱きしめれば良いのかが分からないのです。
少しだけ「どうやって」の、仕組みを話しますと、この世の中の全ては対称性ですから、ペアをつけることで癒されたり、抱きしめることは完成されます。
つまり、「執着していた自分のありか」と「執着に生まれる感情のありか」を理解して、「それだったらば、本当に仕方のなかった事だよね」と理解しながら、真実は、その自分自身も思い込みであり、錯覚だったと知ることなのです。
という事で、執着を手放すための3つの方法。「執着のありかを見つけ」「質問によって執着の強さを知り」「それを癒し、抱きしめる」という事で執着は手放せるよ!という事でした。皆さんのご参考になれば、幸いです。
コメントフォーム