相田みつをの名言に学ぶ、無理なく幸せになる方法。
目次
誰もが思うこと。「幸せになる方法」
あなたも「幸せになりたいのに、どうしてなれないんだろう?」と、思うことはありませんか?一生懸命、仕事をやりながらも、なぜか満たされなかったり、自分の心がぽっかり空いていませんか。
そんな時に、心をデトックスするために、行くところ・・美術館や、音楽鑑賞、森林浴などが考えられますよね。
もちろんその時は、「あ〜スッキリした!」となるのではないでしょうか?でも、また仕事に戻ったらば・・頭が痛くなったり、疲れたりしてしまいますよね(ーー;)
そんな現代人の毎日に、相田みつをさんの詩は、大変人気ですよね。彼の言葉は多くの人が影響を受けており、プロサッカー選手や、タレントなど、幅広い方にも親しまれているそうです。
相田みつをさんの言葉には、それだけ多くの人を幸せにさせる何かがあります。つまり、無理なく幸せになれるためのヒントが隠されていそうですよね。
そんな相田みつをさんの名言を紹介しながら、「幸せになる方法」を学んでいきたいと思います。
1.「対称性」から学ぶ
負ける人のおかげで
勝てるんだよな
ー引用元:相田みつをの名言・格言(以下引用同じ)
背のびする自分
卑下する自分
どっちもいやだけど
どっちも自分
光と影、表と裏・・という風に、世の中は陰と陽で回っています。だけれども、「陽」を人って見がちですよね。営業でトップを取った!とか、学校で成績が1番になった!とか。
だけれども、勝てる人に目を向けたら、何百人、何千人と負ける人がいるわけですから、そこに対する「おかげさま」があるのかどうか。
相田みつをさんって、そんな「1番(陽)」と「それ以外(陰)」をバランス良く保ちながら見ているからこそ、こう言った言葉を紡げるのだなと思います。実は、無理なく幸せになるヒントは、バランスのとれた、モノの見方なのではないでしょうか。
あなたの中に、「おかげさま感覚=バランス感覚」はありますか?
勝ち負けがあるのは当たり前。でもさ、仕事にせよ、何にせよ、勝たないといけないわけじゃないか。だからこそ、負けを無視して、勝とうとしていくのが当たり前じゃないの?
確かにその通りですよね。だけれども、もう一回、相田さんの言葉を見て欲しいんです。
負ける人のおかげで
勝てるんだよな
決して相田さんは、その負ける人を無視しているわけでもありません。さらに・・
背のびする自分
卑下する自分
どっちもいやだけど
どっちも自分
嫌な感情も、どちらも自分だと、受け止めているんですよね。
ですがあなたは、勝つために・・成功するために・・幸せになるために・・と、どうしても頑張ってしまうと思います。
だけれども、実は、こうした一つ一つの受け止め方によって変わってくるんですよね。相田さんは、勝ちも負けも「おかげさま」という言葉を使って、表現しています。
2.「心がきれい」から学ぶ。
この「おかげさま」をより深く掘り下げている詩が、相田みつをさんの言葉には、たくさんあります。
あなたの心がきれいだから
なんでもきれいに見えるんだなあ
身からでたサビだなあ
身に覚えがあるよ
花を支える枝
枝を支える幹
幹を支える根
根は見えねんだなあ
お釈迦様も「不生不滅不垢不浄不増不減」という般若心経の言葉がありますよね。相田みつをさんも「あなたの心がきれいだから、なんでもきれいに見える」と仰っていますね。
生きても死んでもいない、きれいも汚いもない、増えても減ってもいない。
実はそれは自分の心が決めているもので、そもそも、勝った・負けたなどの結果態というのは、見方によって千差万別。あるようでないものだと伝えたいのだと思います。心の質量だって、あなたが決めているものですもんね。
「そんな境地になりたい。でもさー、難しくないですか?」本当そうですよね。だからこそ、次に紹介する、こんなメッセージがあるのだと思います。
3.「毎日少しずつ」から学ぶ。
僕が個人的に、この点が相田さんの特に好きな所です。
大きなことを言ったとしても、やはり人間って弱いから、いきなり100%変わることって、難しいですよね。僕も怠けますし、あなたも挫けそうな時は、「ちょっと休ませてよ!」という時もあると思います。
そんな時でも励ましてくれる、名言がこちらです。
毎日少しずつ
それがなかなかできねんだなあ
なやみは
つきねんだなあ
生きているんだもの
こんな人間くさいところもありますよね。僕もありますし、あなたも、苦しい時ってありますよね。
それでも今は一歩を踏み出すのは、無理!ならば、それはそれでいいのではないでしょうか?無理なものは無理なのだから、無理である、あなた自身を見守っている仲間がいることを忘れずに、想っていてくれたら嬉しいです。人は一人じゃ生きられないもの。
そんな風に他の人と協力をしていきながら、「毎日少しずつ」を確かめていくことが、あなたの幸せへの近道ではないでしょうか?
4.「ただ一ツ」から学ぶ
じゃあ、私は一体何ができるんだろう?そんな風に戸惑った時に、相田さんはこんなメッセージも残してくれています。
トマトにねぇ
いくら肥料をやったってさ
メロンにはならねんだなあ
自分というもの(トマト)を見誤って、メロンになりたい・・メロンになりたい・・ってやっても、絶対に、できないですよね。ちょっと話が脱線しますが、こんなトマトをご存知ですか?

通常のトマトは、1つの苗から20-30個しか出ないんです。けれども、このハイポニカトマトを作った野澤さんは、トマトのことを「どうしたらもっと気持ち良く成長するんだろう?」と、一生懸命考えたそうです。
そして行き着いたのが、この水耕栽培でした。たった1つの苗から、13,000個ものトマトを作ることに成功。
たった1つのトマトをここまで昇華させることができるんです。もし「このトマトがメロンだったらなぁ」なんて考えていたら、できなかったことですよね。笑
私がこの世に生れてきたのは
私でなければできない仕事が
何かひとつこの世にあるからなのだ
おまえさんな
いま一体何が一番欲しい
あれもこれもじゃだめだよ
いのちがけでほしいものを
ただ一ツに的をしぼって言ってみな
相田みつをさんも、「ただ1ツ」と仰っていますね。どうしても隣の芝は青く見えるし、先輩の仕事ぶりや周りの仕事ぶりを比較して、「自分はできない〜ダメな人間だ」としてしまいがちです。
だけど、あなたにしかできないことって、絶対にあるんですよね。それを花開かせることをするのが、この世に生まれてきた理由なんだと、相田さんも強く言っていますし、僕もそう思って実践しています。
5.「いつでも」から学ぶ
いいですか
いくらのろくてもかまいませんよ
たいせつなことは
いつでも前をむいて
自分の道を歩くことですよ
しかし、「ただ1つ」のあなたの生き方というものって、いきなり閃いて、できるモノではないと思います。ハイポニカトマトの野澤さんも、ずっと1点にトマトの成長を意識したからこそ試行錯誤の上、閃いて出来たものですから。
たいせつなことは、いつでも前をむいて自分の道を歩くこと。
その前を向く姿勢と、歩みを止めなければ、必ずあなたの「何か1つ」と出会えていますよ。 頑張って。頑張りましょう。
まとめ:充実感のある生き方を。
わたしは、人間のほんとうの幸せとは
「充実感のある生き方」だと思っています。
今までのことを総じて、「充実感のある生き方だ」と、僕も思います。今、あなたの心が決めること。別に直しても直さなくてもいい。そもそも、あなたに、問題なんてないんだから。
感動いっぱい、
感激いっぱいのいのちを生きたい
この記事が、あなたの「幸せになる」ための一歩となれたら嬉しいです。
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