不安を消したい。でも、不安が消えない。なんで?

沈没する船をあなたはどうやって救う?
仕事において責任が段々重くなっていく。本当に自分が責任を果たせるんだろうかと不安が止まらない。思えば、小さい頃からずっと不安が消えなかった。どうしたら、この不安は安定できるんだろう?
例えばあなたが、大型船を操縦していたとしましょう。すると、船の中に水が溢れています。あなたならまずどうしますか?
- 一人で船の水をかきだす
- アナウンスで船員に伝え、水をかきだす指示を出す
- 脱出の準備をする
実はこの中には部分的な解決策しかのっていません。なぜならば、水を全員でかきだしても、水は溢れてくる一方だからです。
しかし、咄嗟のときに目の前に溢れ出す水をみたらかきだしたくなりますよね。そんな時こそ、水の出所をすぐに見つけないと、傷口は広がるだけです。
なので回答は、水の出所を見つける、です。
溢れる不安は、どう消すのか?
では、溢れ出る不安の渦を、あなたはどのように解決しようとしていますか?これを先ほどの回答に当てはめていくと。。
- 一人で船の水をかきだす→一人でノートに書くなどして、不安を吐き出す
- アナウンスで船員に伝え、水をかきだす指示を出す→家族・友人や恋人に、不安を吐き出してみる
- 脱出の準備をする→諦めて生きる
こんな感じになります。しかし、あなたもお分かりのとおり、これでは部分的な解決策しかのっていません。なぜならば、いくら吐き出しても不安の出所が見つかっていないからです。
あなたは、不安の出所が明確に掴みきれていないので、常に出てきてしまう不安と向き合わざるを得なくなっています。
また、水の出所と違うのは見えないということ。掴んだと思っても、また不安が溢れてきたら、それはまだ本当の出所ではないということです。
この記事にも書いていますが、一発で出所を発見するのは難しいですが、出所の見方を習得していきながら習慣的に不安をつかみ変化していくことができますよ。
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