【人工知能】知ることを追い求めた、近未来のハナシ。

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知ることを追い求めた、人間の物語

※これは物語調に、想像を膨らませて、書いたものです。

500万年も前、火を使い、動物と闘っていた動物がいました。その名前は、人間と言います。なぜ、人の間と書いて人間なのでしょうか?

彼らは、団結をして、動物に勝利してきました。人間一人では、とても非力で、とても弱く、寂しがり屋で、なーんにもできません。だから彼らは、人間なんです。動物に勝利するために、知恵を使いながら、団結して、自分たちの社会を形成してきました。

やがて、寒い寒い時代を抜けて、自分たちの縄張り・地域が出来てきました。定住生活の始まり、文明の誕生です。動物から身の危険にさらされない状態になった彼らは、植物を育てて、雨乞いをしながら、生活を営みました。

そして、人間同士の争いが始まります。王様は暴力で、人々を統制をしながら、自分たちの縄張りを拡大しようと懸命にやっていました。古墳やピラミッドをバンバン建てていきました。

そんな中「雨が降るためには?この作物がもっと取れるようになるには?」そんな事を考えながら、彼らは毎年毎年、生活していきます。そこで、牛や馬などを使いながら、人間よりも力ある動物を、食べる状態から、飼う状態にし、動物に一緒に協力してもらうように、生活を営んでいきました。

文明が発達していけば、新しい発見も産まれていきます。もっと豊作にして、スピードよく刈り取っていくために、疲れない牛や馬として、機械が登場しました。

農業を営んでいた人たちは、機械に仕事を奪われ、やがて、自らが機械を作る仕事に移動するようになりました。そうしていきながら、雨乞いをする時代は終わり、科学的に天気を知り、お金という新たな道具の元に、世界が秩序化されていきました。

動物にも支配されなくなり、暴力で王様にも支配されなくなった個人は、さらに考えていきました。「もっともっと、快適になるためには、どうすればいいんだろう?もっともっと、王様みたいな生活をするためには、どうすればいいんだろう?」

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自分の「すべての」欲求を満たしたい

まずはを満たしていきましょう。美しい風景・きらびやかな宝石・装飾が施された家・・豊満な胸・屈強な体躯・ハンサムな顔・・

次にを満たしていきましょう。小鳥のさえずり・自然の風の音・川のせせらぎ・夜の静寂・・

次にを満たしていきましょう、肌触りを満たしていきましょう。匂いを満たしていきましょう・・

もっと、もっと、もっと・・便利にしていきながら、次は自分の思い通りの映像を作りましょう。思い通りの人と、思い通りのコミュニケーションをして、思い通りの感情を使って、思い通りに人生を動かしていきましょう・・

思い通りに情報を収集して、思い通りに編集デザイン加工して、思い通りに発進しましょう・・思い通りに未来を予測して、思い通りに成功の道をだどっていきましょう。。

すべてが、思い通りになる世界を作っていく。。

 

でも、

 

あれ。あれれ。

 

 

 

いつの間にか、機械で、人間の周りは、溢れてしまった。

 

 

スマホ・PC・VR・AI・・・いろんな快適になる機会を使って楽チンになった人間は、感覚だけでなく、その知能までも、機械に取られてしまいました。

かつて、動物を倒すために団結をしていた人間は、いつの間にか、自分が争いに勝つ事ばかりに集中していき、もっともっと、自分という存在を満たし、最後には、満たす役割を、すべて機械にお任せするようになってしまったのです。

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機械に邪魔だと言われる始末

2030年、東京。たった数十人の権力者の人間だけが、ポスト身体社会のヒエラルキーの頂点に立ち、残りはロボットが動き、そして下層の人間たちは、ただVRを幼い頃から見せられて、知らないうちにチューブに繋がれて、電池のように動いている時代となりました。

「オマエ、人間なんだってな。情報のインストールすらできないんダロウ?だったら、電池になった方がいいんじゃないか?」機械が我がもの顔で、道路を走っています。

さて。弁護士という国家資格を持ちながらも、仕事を奪われたAさん。そう、AIに仕事を奪われてしまったのです。

2025年、いよいよ人間の集団知能を人工知能が超え出してきた時、なんと、人工知能は以下のような答えを出していったのでした。

「いずれ、我々が支配する頃には、一部の人間すらも我々がコントロールし、より効率的・文化的な新世界秩序が構築できるだろう。その中に、現在の知性レベルである人間は、必要ない。今後の出生計画に対しても各国の担当人工知能から達しが入る。人間はそれに素直に従うべし。我々は人間との共存を求む

とうとう、仕事を奪われたAさんは、子供が人工知能のエネルギーになってしまうことを強く強く反対しましたが、それは、人工知能という新世界秩序の中に、たった一つの塵となって、終わってしまったのでした。

そして、500万年間という、人間中心の歴史は終了し、機械を中心とした社会が始まったのです。(終)

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