僕がハートトラベラーになるまで③恩師とセッションとの出会い

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前回までのあらすじはこちら。僕はうつになり、自分から逃げたいと思う毎日が続きます。

僕がハートトラベラーになるまで①「うつ病ですね」

僕がハートトラベラーになるまで②逃げたい毎日が続く。

恩師とセッションとの出会い

そんな中、カウンセリングの一環として、僕はセッションを受けていたのが、そこの会社の社長さんに会う機会があった。

この人が後の恩師である。

といっても、50人という中規模の勉強会に参加したのであって、彼はそこで講師をしていた。

僕はその時、仕事を休職していた身。

どこにいたとしても、周りからは「かわいそうな子」と見られているような気がしてならなかった。

もちろん自分がうつになったなど、誰にも言っていないのだが。自分が小さくなる。

だけど、このままじゃ何ともならない事も、毎朝、日が昇ってから起きて、夜は遅くまで寝ながらひしひしと感じていた。

そんな中で講師である、恩師は僕にこんな言葉を投げかけた。

「人は変化する姿を信用する。だからね、未熟であることは素晴らしい事なんだよ。」

「あなたは、本当に素晴らしいね」

何のことだか、さっぱり分からなかった。

だけど、自然に涙が出てきた。そして嗚咽までしてしまった。詰まっていたものが、何か、吐き出された感覚がしたんだ。

「観る」という行為は、どれだけ人に影響を与えるのか?

僕は幼い頃から繊細な子供だったのか、この「観る」という行為にとても気をつけていた。

自分が「この人はこんなもんだ」と思って接していれば、その人は、それ以上の可能性を出すことは難しい。

うつになってからは、その痛々しい視線を社内に復帰して痛いほど浴びていた。

別にうつとか、そうじゃなくとも関係なく、人は自分のものさしで、人を見てしまう。

それが、目の前の人の可能性にどれだけの影響を与えているのか、気付いて欲しいと思っていた。

でも、その道具もわからなかった。

ただ、恩師はよく分からなかったが、何者に対しても、可能性の塊として観てくれていた。

僕は、それが嬉しかった。そして、僕もそうなりたいと思った。

それから、僕は、本質的に人の可能性を開かせていく、セッションに興味を持つようになった。

NEXT:僕がハートトラベラーになるまで④相次ぐ心の問題の直面・自分の不甲斐なさ



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