2009年、リアルうつ病日記⑩ウォーミングアップ

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もうダメだ・・と逃げ出す気力しか残っていないあなたへ

2010年1月、僕はうつの診断を受けました。そして2010年8月には、もううつになることはないだろうという状態に戻すことが出来ました。でもうつになる直前・直後・回復していく時期は本当に壮絶なものがありました。

「もうダメだ・・」もし今、あなたがそう思っているのならば、どん底の僕のうつ日記をみてください。どんな形でも這い上がることができます。どれだけ泥臭くたって、あなたが生きることにしがみつけば、前に進めるのですから。

これはあなたに届けたい僕のストーリーです。何か心に響いてくれたら本当に嬉しいです。

2010年3月、リハビリだったけど。

久しぶりに戻った日、僕は行くのが本当に本当に怖かった。母は、「いってらっしゃい」と言ってくれたし「外出もしていたんだから大丈夫よ」と言ってくれたけど、普通の外出とは全く違う。ましてや、自分が心を潰した場所。まずそこに出向くことが怖かった。

だから、まずは一週間の目標として、僕は「会社に行く」ということを立てたんだ。会社に行けた。今日はそれだけで自分はOKだ。大丈夫だって。それともうひとつ決めたことは、「もう一度ダメだったら職を変えよう」という決意だった。

そこでお昼に先輩が連れて行ってくれた。みんな僕の状態を気にしてくれたんだと思うんだ。そこで、話したんだよ。「会社にいくことが1週間の目標です」って。そうしたら、表面はうんうんって頷いてくれて、笑顔だったんだけど、やっぱり心の中では「甘いこと言って・・」という風に思われているような雰囲気を感じてしまった。

でも、それはそうなんだと思う。相変わらず自分は「社会不適合」な発言をしてしまったんだと、また落ち込んだりしていた。結局心は脆いまま。けれども生きることだけは、なんとかしようと思えるような日々だったんだと思う。

怖かったのは「雰囲気」

世間は3月だから決算期じゃん。2月の忙しさは終わったけれど、やっぱり3月も忙しい毎日だったんだと思うんだ。僕は、外出は2週間はなしにしてデスクワークだけをやるような、リハビリをさせてもらった。

その時は、結構ラクだった。でもそれは、チームの先輩や話しかける人が昼間は少ないからだったんだ。帰ってくれば、営業先で色んなことがあってピリピリもしているし、でも「この子はうつだから・・」という強烈な見方をされているのが分かるんだよ。それが本当にいてもたってもいられなかったんだ。

「社会不適合者」の視線の弾丸がやってくるんだよ。とにかくそれが怖かった。でも耐えようとした、なんとか振る舞おうとしても、相変わらず会話のきっかけが掴めないし、どうやって接すれば分からない。スパイラルが、また始まりそうな感じがして、怖かったんだ。つづく。



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